ホース・ソルジャー 【あらすじ・感想】娯楽系戦争映画?

ホース・ソルジャー

スタッフ・キャスト

スタッフ

ホース・ソルジャー 登場人物/キャスト

あらすじ

陸軍の内勤への転属を希望し認められたミッチ・ネルソンは、20021年9月11日同時多発テロを家族とテレビで見て知った。すぐに軍へと向かったネルソンは、内勤の転属願を取り下げて現場復帰を希望した。同じく同時多発テロを知ったスペンサー准尉は退役届を出す予定だったものを取りやめ、現場復帰を希望した。

10月16日ネルソン大尉率いる陸軍特殊部隊はウズベキスタンに到着した。到着後ネルソン大尉とスペンサー准尉はマルホランド大佐と面談し、6週間の作戦を雪で道が閉鎖されると3週間で完遂すると断言した。マルホランド大佐はネルソン大尉の主張を受け入れ彼の部隊を実行部隊の一番手に選んだ。

ネルソンの部隊は北部同盟のドスタム将軍がテロリストが拠点としているアフガニスタン北部の都市マザリシャリフを制圧するのを、空爆を駆使して支援することを使命として与えられた。しかしドスタム将軍は訪れたネルソンに人を殺した経験がないのを見抜き軽視した。

アフガニスタンの地形は険しく、馬を使って移動するしかなかった。北部同盟は戦闘にも馬を使用するらしかった。牧場育ちのネルソン以外は乗馬の経験も乏しい中作戦が遂行される。激しい戦闘を経て行く中、最初ネルソンを軽んじていたドスタム将軍は次第に彼を信頼するようになる。

感想

ゴールデンウィーク明けに観てきました。

2009年に発行されたダグ・スタントン著『ホース・ソルジャー』の映像化権をジェリー・ブラッカイマーが購入し、CM制作やフォトジャーナリストとして有名だったニコライ・フルシーが長編映画初監督としてメガホンを取ったのがこの作品です。

俳優陣がクリス・ヘムズワースマイケル・シャノンマイケル・ペーニャウィリアム・フィクナーと豪華ですね。主演のクリス・ヘムズワースはアベンジャーズ:インフィニティ・ウォーも公開中ですが、長髪より短髪のほうが格好いいw ネルソン大尉の妻役ジーンのエルサ・パタキーは実際にクリス・ヘムズワースの妻です。美男美女の夫婦ですね。

内容のほうは史実が元になっているとはいえかなり脚色されているようで、馬で敵陣の中に突っ込んでいったり、乗馬したまま機関銃を撃ち続け、敵はバタバタ倒れるもアメリカ兵は無傷、その上機関銃からは無尽蔵に銃弾が発砲され続けるという、素人目に見てもそりゃおかしいでしょという描写が満載でした。

ブラッカイマー自身も『これは娯楽映画だ』と言っていますが、この映画の話の後に様々起きる事件のことには触れられず良い話として終わっているので、政治的な背景などあまり考えずに見たほうが楽しめるかもしれません。

それにしても実戦経験のないネイサン大尉が、実戦で敵の少年兵が亡くなっている姿を見て神妙な表情をするのですが、その後ドスタム将軍に「人を殺した顔になった」と言われます。

人を殺した顔になった=戦士の顔になったということなんでしょうが、いくら戦争とはいえ人殺しになったと言われていい気はしません。それが空爆で敵に大打撃を与えてマザリシャリフの制圧が完了した後に、ネイサン大尉に「やり遂げた。気持ちいいな。」みたいなセリフを吐かせる違和感。

私的には、同時多発テロ起こした奴らに一矢報いた!やり遂げた!みたいな結末にするなら、少年兵の遺体を見てハッとするような場面作らなければいいのにと思ってしまいました。まぁ娯楽作品としても戦争映画としても大味でしたね(^_^;)

原作はいいところでは終わらず、この後の捕虜大量虐殺疑惑や誤爆事件などにも触れられているようです。私的にはそういう影の部分が映像化されたものを観てみたい気がします。

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